自分の機嫌は自分でとる?「自分をよろこばせる習慣」読書レビュー

みなさまどーも、もちさんです。
今回が、読書レビュー実質の初記事となります。
田中克成著「自分をよろこばせる習慣」の読書レビューです。
初回のため、読書レビューカテゴリーの説明
読書レビューの記事は、ネタバレ級にあまり深く解説するようなことはしません。
やはり、実際に目を通してこその読書ですからね。あくまでも紹介程度にしておきます。
私がインパクトとして残った1〜2つのことを紹介していきたいですね。
紹介する本は、私が心からおすすめできる本です。
また、私はKindle Unlimitedに加入しています。
Q: 『Kindle Unlimited』とは何ですか?
A: 『Kindle Unlimited』は、豊富な本、コミック、雑誌および洋書の中から好きな本を好きなだけお読みいただける、読み放題サービスです。 月額980円でいつでも好きな時にお楽しみいただけます。小説、ビジネス本、実用書、コミック、雑誌、洋書など、新しいジャンルや著者の発見がきっとあるはずです。自由で新しい読書の世界をお楽しみください。
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今回紹介する本は、田中克成著「自分をよろこばせる習慣」です。
この本もKindle Unlimitedで読み放題対象となっています。
(※読み放題が期間限定となっており、対象外になることもあります。あらかじめご承知おきください。)
自分を悦(よろこ)ばせることが大切!
嫌いな自分でいる時間を減らして、好きな自分でいられる時間を増やそう!
この本は次の人におすすめです。
- ごきげんでいる時間を増やしたい人
- 自分が嫌いな人
- 自分を好きになりたい人
では、本題です。
本書とであったきっかけ
この本とであったきっかけは妻でした。
「この本もちさんにおすすめだよ〜」
Kindleの画面を見せてくれたからでした。
「まずは、あなたを大切に。」
その副題に惹かれたのも事実です。

自分をよろこばせる習慣ってどんなのがあるか興味をもちましたよね。
「悦ぶ」と「喜ぶ」の違い
本書を読む上で、「喜ぶ」と「悦ぶ」の違いはおさえておきたいです。
通常、よろこぶときかれたら、漢字をあてはめると「喜ぶ」だと思います。
私もそうでした。
著者は「喜」をこのように定義しています。
「喜」は、自分以外の外側から、「よろこべる何か」がやってきたときに湧いてくる感情の時に使う漢字です。(中略) 要するに、自分の外側に要因があるので、「喜ぶ」はコントロールすることができません。厳密にいうと「喜ばされた」というときに使う漢字ということになります。
つまり、よろこばされたときに使う漢字が「喜ぶ」だと著者は説明しています。
私も全部「喜ぶ」でいいんじゃないかと思っていました。
では、著者は「悦」は解釈しているのか見てみましょう。
「ご満悦」や「悦に入る」といった表現でも使われます。ひとことでいうと「自己満足」で湧いてくるよろこびの感情です。「喜び」とは違って、自分の内側からわいてくるよろこびのときに使います。
外側によろこべる要因があるのではなく、自分の内側から湧いてくる。つまり、自分の心をよろこばせることが「悦」なのです。
(中略)
コントロールできない「喜ぶ(外発的)」と、自分でコントロールできる「悦ぶ(内発的)」、どちらが自分の人生を豊かにできると思いますか?もちろん、コントロール可能な後者ですよね。
自分の心を悦ばせるときは、「悦ぶ」だと筆者は言っていますね。
そして、幸せになるためにはどうすればよいかを筆者はこう説いています。
幸せになるためには、たったこれだけです。もう一度いいますね。
「コントロールできることをコントロールする。コントロールできないことをコントロールしない」
(中略)
ほかの人がこうしたらうまくいったという方法論ではなく、あなた自身が自分の「悦び」を見つけなければ、本当の「幸せ」は得られないのです。
自分を「悦ばせる」ということ
人によって自分にあった方法論はいろいろあります。
ですから、自分の悦びを探すことはかんたんなようでなかなかむずかしいことです。
そんな時、著者が説いた「自分を悦ばせること」がキーワードになってきます。
自分を悦ばせ続けると、ごきげんな時間が増えてきます。
ごきげんでいると、自分も幸せですし、まわりもごきげんになってきます。

ご機嫌でいることって技術がいるんですよね。
本書「自分をよろこばせる習慣」では、そんな自分を悦ばせるための習慣が77個も紹介されています。
コツは、決して1度に多くやろうとしないことです。
77個の習慣のなかから1個か2個だけをえらんで<試しに>やってみてください。苦痛になったらすぐにやめると決めて、次の習慣をまたためしてみてください。
大事なことは習慣を続けることではありません。
自分の悦びを探し続けることです。

せっかく紹介したのにすぐやめていいですって言えるのすごいよな。
習慣を続けるよりも、自分の悦びを探し続ける。
これは私は考えたことがありませんでした。
せっかくはじめたんだから、多少我慢してでもつづけないと・・・
違うんです。
著者はすぐにやめてよいといっています。
自分の悦ぶ習慣を自分と対話し続けて、探し続ける。
自分に合わないものはすぐやめて、合うものは続けて増やしていく。
これをつづけていくうちに幸せになっていくと著者は説いています。
そして、習慣についてはかんたんなものもあれば、むずかしいものもあります。
わたしも本書を読んで、継続できている習慣はごくわずかです。
ですが、なんども繰り返し読んで、これならできそうだと自分に落とし込んで、「私ってすごい!」とすこしずつできることが増えて、毎日に幸福感を感じれるようになってきています。
「自分で自分をよろこばせる」
そのきっかけをあたえてくれるのが本書であると確信しています。
おわりに
一通り読んだあとでの感想は「ここまで自分をよろこばせていいんだ」というものでした。
同時に、これは知らないとできないorやらないよなぁとも思いました。
構成も読みやすいので、最初から最後まで目をとおすのもOKですし、気になる習慣だけよんでいくのもアリです。
そんなリラックスして読める本です。
そして、私はこの本を読んで救われましたし、ご機嫌でいることの重要性を再確認しました。
自分の機嫌は自分でとり、ごきげんでいるためのテクニックを本書では教えてくれます。
ごきげんな時間を増やしたい人にはおすすめの一冊です。
終わりです。
ここまでよんでくださり、ありがとうございました。