約6年働いたタクシードライバーの仕事について私が感じたこと

みなさまどーも、もちさんです。
今回は、タクシードライバーのススメということで、タクシードライバーのいいところや大変な所をサクッと書いていきますね。
私自身、タクシードライバーになってから6年が経ちました。
おかげさまで、無事故無違反で安全に運転して仕事させてもらってます。
そんな私がタクシードライバーを約6年働いてきて感じたことを書いていきますね。
体力がある人、運転好きな人、ある程度の接客マナーがある人。そして、冷静かつ穏やかでマイペースな人。人が好きだけど、群れたくないタイプ。そんな人には、この仕事、天職になると思います。
この記事は次の人に向けて書きました。
- タクシードライバーの仕事に興味があるあなた
- タクシードライバーの仕事について知りたいあなた
- もちさんについて知りたいあなた

タクシードライバーは私には向いている仕事だと思っています。
では、本題です。
私がタクシードライバーに惹かれた理由

私がタクシードライバーの仕事に惹かれたのは、人間関係に左右されずに、マイペースで働ける所です。
それだけで、十分魅力的です。
空気を読むとか、根回ししたり、無駄にペコペコしたりするとか、そういうことから解放されたい人には、やりやすい仕事です。
収入は不安定は本当
ただ、いきなり言いますが、この仕事は収入が不安定です。
これ、現実。首都圏は人がいっぱいいますが、私のような地方のタクシードライバーはもろに不安定です。
私のエリアの稼げる日を乗せておきます。
もちさんエリアの稼げる日・時間帯
- 週末夜の駅や繁華街(特に年末年始・歓送迎会時などは多い)
- イベント時の駅(送り)とイベント施設(帰り)
- 雨や電車がとまった時(規模によっては県外にいくことも)
雨の日が稼げるってのは嘘じゃないですが、閑散期はガラッガラです。
歩いている人の数が、止まってるタクシーの台数よりも少ないなんてことも😭
公務員みたいな安定とは、はっきり言って無縁です。
給料は、手取りで月に20万を割り込むときもあれば、稼ぐ月は、月35万を越えるときもあります。(私の年収は大体約400万前後です。)
首都圏のタクシードライバーの方の中では1000万円超えの方もいるそうです。

家を建てたり、ブラックカードをもっているドライバーさんもいるそうだ。すごいな。
がんばった分だけ給料はもらえる。
ですが、それでも言いたいです。
がんばった分だけ、ちゃんとお金になるってのは本当です。
やる気がある日とない日で、売上が全然違います。
あと最近は、S-RIDEやGOタクシーや、Uber、DiDiといったアプリ配車も増えてきました。
深夜の需要とか繁忙期の波を読めば、売上は伸びます。

地元から街へ送って、帰りは街で拾って郊外へ。
そして、郊外でアプリ配車がきて、再び街に行くといった数字がガンガン伸びるパターンもあります。
そのため、仕事の幅が広がっています。
以前までのタクシーとは少しずつ動きが変わってきています。
タクシードライバーの一番私が気に入っている所

とにかく、自分の裁量で動けることが大きいです。
今日はちょっと疲れを感じている日は、ちゃんと数字を出してれば、ゆるくやって定時で帰っても文句は言われません(※)。
がんばる日は、私の会社の時間制限の15時間(※)をこえないように仕事をします。
そんな自由があります。
お休みだって、基本的に事前に調整すればしっかり取れるし、休むときは休みに専念できます。
私みたいに副業をガンガンやっている人もいます。
実際にやってみて、タクシードライバーの仕事は副業と相性がいいです。
ですから、「タクシードライバーの仕事」を一言で言うと、「ある程度自由に働ける仕事」です。

※各エリア・法律で時間制限や会社の勤務ルールが決められています。
このため、タクシー会社によって内容が違う場合もあるから気をつけてくれよ。
タクシードライバーのリスク
ただ、やっぱり事故のリスクは常につきまといます。
運が悪けりゃ巻き込まれるし、無理して働けば体も壊します。
私は働きすぎて、体調を崩して会社を去っていったドライバーを何人も見ました。
いくら法律で勤務時間や運転時間が決められてるとはいえ、健康管理できないと続きません。

私は体調管理を最優先しています。
リスク回避のために私がしていること
私は休憩はきっちり取ります。
無理な追い込みもしません。
どんなに忙しくても、拘束時間14時間をこえたら、その時点で終了しています。
そして、余裕をもった安全運転で、事故リスクを最小限に抑えるようにしています。
ドライブレコーダーもあるし、冷静にやれば大抵のトラブルは回避できます。
しかし、どうしても事故を起こしたり、巻き込まれてしまうこともあります。
そうなってしまったら、まずはとるべき措置をとりましょう。
そして、会社や警察の力を借りるなり、冷静に対処しましょう。
対応マニュアルやSOS機能(緊急ボタン)・防護板・名前を伏せた乗務員証も用意されています。

あとは、繁忙期をうまく活かして、オフシーズンを休みに使う。
このメリハリが大事です。
おわりに
それでもやっぱり、世間は自動運転とかライドシェアが広まってきているとききます。
正直言って、仕事がなくなるんじゃないかという不安はあります。
10年後どうなってるか、なんて誰もわかりません。
ですが、「人の心に寄り添う接客」はまだ機械じゃできません。
人間だからできる、お客様の要望を聞いた、臨機応変な対応もできません。
そこが人間の強みです。
タクシーの仕事は、まだまだ当分なくならないんじゃないかと個人的に思っています。
私も接客は大好きですし、お客様あっての仕事です。
ていねいに仕事を1つ1つさせてもらってます。
さて、もう一度、タクシードライバーに向いている人について確認しておきましょう。
体力がある人、運転好きな人、ある程度の接客マナーがある人。そして、冷静かつ穏やかでマイペースな人。人が好きだけど、群れたくないタイプ。そんな人には、この仕事、天職になると思います。
まだまだタクシーは需要があると思います。
ぜひ、転職を検討されている方で、タクシードライバーという選択肢もいかがでしょうか?
終わりです。
ここまでよんでくださり、ありがとうございました。